①痛みの出にくい 嚥下 アプローチ
頸部のインナーマッスルは頸椎や食道に膜を介して絡みついている事が多い。
そのため頸椎からインナーマッスルを剥し、可動性を正常にする。
嚥下の改善・肩こりの改善・頸の関節可動域の改善がみられる。
②咳嗽反射の出し方
排痰をさせるとき・吸引をさせるとき、患者様に「 咳をして!! 」と言っていませんか??
患者様はしたくないことはしたくないのです。
そのため反射を使用し自然に咳嗽を出すことで、肺の奥から排痰を促す。
③盤周囲膜リリーステクニック
骨盤周囲には様々な筋肉の起始・停止部の筋腱線維があるため、各々をアプローチすることにより 各筋がしっかりと働きだす。体幹回旋動作の改善・筋出力向上(寝返り・歩行動作・パーキンソンの方には必須)
④腰部浮腫のテクニック
腰部繊維膜より浮腫が生じ組織が肥厚し疼痛が生じる。
そのため腰部浮腫を軽減させ疼痛を緩和する。
⑤⑥体幹の側方・前方の皮膚へのアプローチ
皮膚の深層は様々な細胞と連結することで骨とつながっています。
そのため体幹皮膚をアプローチすることで呼吸を阻害している絡まった筋膜を緩ませ、肋骨の可動性を取り戻す。
呼吸の緩和や上部体幹の回旋動作の改善をもたらす。
⑦胸鎖関節アプローチ
胸鎖関節をアプローチすることで胸骨の可動性が向上し呼吸の改善が出来る。
また鎖骨遠位端部は肩鎖関節へと続いているため肩関節可動域向上・筋出力の向上が図れる。